か行

このページには、か行の和製英語をまとめています。

か行の和製英語一覧(クリックすると各単語に移動します)
ガード ガードマン ガールハント,ボーイハント カステラ ガソリンスタンド カッターシャツ
ガッツポーズ カッパ カラー ガラス カラン カレーライス カンニング

ガード -gird?-

正しい英語は…a railroad overpass,the railroad tracks

解説:
「ガード」を「陸橋」「横けた橋」の意味で使っていて,
英語のgirder bridge からの借用語とされていますが,
英米ではこのような専門用語は日常使いません。
日本人の言う「ガード」は,
a railroad overpass, the railroad tracks がそれに当たります。
したがって,「ガードの下をくぐる」は,go under the railroad tracks です。

ガードマン -guardman-

正しい英語は…a guard,a watchman

解説:
guardmanは和製英語です。
正しい英語はa guard (単数),-guards(複数)といい,manは付けません。
なお,英語のguardはあらゆる種類の警備員であり,
守衛,護衛,衛兵,歩哨,看守などさまざまです。
そこでもう少しはっきりしていれば具体的に,
a watchman,
a night watchman(夜警),
a private security guard のようにいうのが英語的です。

ガールハント,ボーイハント -girl hunt,boy hunt-

正しい英語は…pick up a girl,pick up a boy

解説:
girl hunt, boy hunt は和製英語です。
正しい英語ではpick up a girl,pick up a boyといいます。

カステラ -castella-

正しい英語は…sponge cake

解説:
日本語の「カステラ」は、ポルトガル語から由来するもので、
英語ではたいていsponge cake と呼ばれます。

ガソリンスタンド -gasoline stand-

正しい英語は…a gas station(米国),a petrol station(英国),a filling station,a service station

解説:
「道路に面した場所で自動車にガソリンを販売する所」を
「ガソリンスタンド」というのは和製英語で,
gasoline stand としても通じません。
正しい英語では
a gas station (米国),
a petrol station(英国),
a filling station,
a service stationといいます。
このうちa service station は,
ガソリンを売るだけでなく,オイル交換,車の修理,整備などのサービスも行います。
ちなみに英語のstandは「ものを立てる枠」「ものを売る台」の意で使われます。

カッターシャツ -cutter shirt-

正しい英語は…shirt(あるいは該当語なし)

解説:
「カッターシャツ」は和製英語であるから,cutter shirtとしても通じません。
「カッターシャツ」はcotton shirt (綿のワイシャツ)がなまったものという説もありますが,
大阪のスポーツ用品会社,美津濃の社長があるとき新聞で,
「カラーとカフスの部分が取り外しできるようになったワイシャツ」に
「カッターシャツ」の名前をつけたのと,
「底が平らで,両側がふくらんでいる旅行カバン」に
「ボストンバッグ」の名前をつけたのは,
自分の会社の先代で,何れも商品名である,と話していました。
そうかも知れません。

英語にBoston bagをみることがありますが,
これは「書類を入れて持ち運ぶ取っ手のついたカバン」の意であり,
しかもボストン局辺のアメリカ東北部でしか通じないところをみると,
「旅行用ボストンバッグ」は美津濃商店による和製英語というのが本当でしょう。

関連単語:ボストンバッグ

ガッツポーズ -guts pose-

正しい英語は…a victory pose?

解説:
スポーツ選手が勝利などの際に見せる、
拳を振り上げるポーズを、日本では「ガッツポーズ」といいますが、
英語にはそのような言葉はありません。
あえて言えば、a victory poseでしょうか。
ちなみに英語で
gutsは、肉体的な意味では「腹部の内臓」、
精神的な意味では「決意の強さ」で、
poseは、「ふりをする」という意味なので、
guts poseという英語はネイティブにはおかしな印象を与えます。

カッパ -capa-

正しい英語は…raincoat

解説:
日本語の「雨用のカッバ」はポルトガル語のcapaからの借用語です。
英語ではraincoatといいます。

カラー -color-

正しい英語は…atmosphere

解説:
日本語でいう「カラー」を英訳する場合には注意が必要です。
例えば,0ur school color is very conservative.
(わが校の校風は保守的である)
というのがその典型で,和製英語です。
正しい英語では,
The atmosphere at our school is very conservative.
There is an atmosphere of conservatism in our school. といいます。
確かに英語ではlocal color(地方色)という文学的表現はありますが,
school color といういい方はありません。

英語でschool colorといえば,
米国の大学固有の色を指し,運動チームなどが使います。
例えば,スタンフォード大学は「赤と白」,
プリンストン大学は「オレンジ色と黒」といった具合です。

ガラス -garasu-

正しい英語は…glass

解説:
日本語の「ガラス」は和製英語であり,garasuでは通じません。
英語ではglassといいます。
He drank a glass of milk.(ガラスのコップ),
She put a glass bottle on the kitchen table. (ガラス製のビン),
l cut my hand on some broken glass.(ガラスの破片),
He can't read without glasses.(メガネ)のように使います。
正しいつづりと発音に注意しましょう。

カラン -kraan-

正しい英語は…faucet,tap

解説:
「じゃ口」の意の「カラン」は,オランダ語のkraanからの借用語です。
英語では,faucet(米国),tap(英国)といいます。
「水」の流れを閉じたり開いたりするのがfaucet,tapであるのに対して,
「ガス」を開閉するせんはcockといいます。

カレーライス -curry rice-

正しい英語は…rice curry,rice and curry,rice with curry

解説:
日本人の好物の「カレーライス」は英語でどういうのが正しいか,よく議論になります。
英語の料理に
a chicken curry,a beef curry, a lamp curry, Madras curries
というのがあり,
料理の主材料の名を先に,curryを後に置いているところから,
rice curry が正しい英語ということになります。
curry riceは少しおかしいです。
そのほか,
rice and curry,rice with curry,curried rice
といってもいいでしょう。
curried rice というとドライカレーの意味になります。
andやwithを付けるとライスとカレーを別にして出すというニュアンスが感じられます。

カンニング -cunning-

正しい英語は…cheating,cheat

解説:
日本人は「試験の不正行為」を「カンニング」というが,これは和製英語です。
正しくは,cunningではなく,
cheating,cheatといいます。
He was charged with cheating.
He cheated in the examination.
というのが正しい英語です。
英語のcunningは,
「ずるがしこい」「巧妙さ」の意の形容詞または名詞で,
He is as cunning as a fox.
The fox is a cunning animal.
The boy showed a great deal of cunning in getting what he wanted.
のように使います。