こ行

このページには、こ行の和製英語をまとめています。

こ行の和製英語一覧(クリックすると各単語に移動します)
コインランドリー コインロッカー コーラ ゴール・イン ゴールデンアワー ゴールデンウィーク
ココア コストパフォーマンス コック コップ ゴム コロッケ コンセント コンテ
コンビナート コンプレックス

コインランドリー -coin laundry-

正しい英語は…a coin-operated laundry

解説:
日本人のいう「コインランドリー」は和製英語です。
正しい英語ではa coin-operated laundry といいます。
ここでlaundryは「洗濯する場所」の意です。
米国にはLandromatという商標のコインランドリーがあります。
なお,laundryは「水を使った洗濯」を指します。
「石油系洗剤を使い,水を使わない洗濯」
のdry cleaning と区別しなければなりません。

コインロッカー -coin locker-

正しい英語は…coin-operated locker,locker,locker room

解説:
日本でいう「コインロッカー」は,英語でcoin-operated lockerといいます。
しかし,これは正確であるが長くて使いにくいので,
口語ではただlockerというのが普通です。
つまり,コイン(硬貨)を使って開閉するのが当たり前ですから,
ただlocker,locker room といえばわかります。
coin locker という言葉は聞かれません。
なお,coinlockは「コインで開閉するかぎ」,
coin machineは「スロットマシン(自動とぱく機)」のことです。

コーラ -Cola-

正しい英語は…Coke

解説:
英語ではCoca-Colaの略称はCokeといいます。
Colaとは普通いいません。
英語のcolaは,
「黒い色をした泡の立つ非アルコール性コーラ飲料一般」
を指す総称名詞です。

ゴール・イン -goal-in-

正しい英語は…finish,reach the goal,cross the finish line,cross the goal line,score,succeed

解説:
日本人は「イン」(in)を
後に付加して和製英語を作るくせがあるので気を付けないといけません。
「ゴール・イン」は,
finish,
reach the goal,
cross the finish line,
cross the goal line,
score,
succeed
が正しい英語です。

なお「結婚にゴール・インした」をThey goal-ined.
とするのは和製英語で,
正しい英語ではThey finally got married.
といいます。

ゴールデンアワー -golden hour-

正しい英語は…the prime hour,the prime time

解説:
「放送番組のうちもっとも視聴率の高い時間帯(午後7時から9時まで)」を,
「ゴールデンアワー」というのは和製英語であるから,
golden hour としても通じない。
正しい英語では
the prime hour, the prime time という。

ゴールデンウィーク -golden week-

正しい英語は…holiday-studded week

解説:
「休日の続く週(4月末から5月初めにかけての週)」のことを
「ゴールデンウィーク」「黄金週間」というのは、
英語圏にはないものですし、和製英語です。
通じる英語としてはgolden weekとはいわず,
holiday-studded weekとでもいうほかありません。

ココア -cocoa-

正しい英語は…hot chocolate

解説:
「ココア」という飲み物は英語ではhot chocolate というのが普通です。
たまにcocoaということもありますが,
正しい発音は[koukou]であることに注意しましょう。

コストパフォーマンス -cost performance-

正しい英語は…該当表現無し、a good buy[better buy,best buy]

解説:
「品質の割に値段が安い(高い)」という意味で
「コストパフォーマンスが良い(悪い)」と日本人はいいますが,
これは和製英語であり,
英語にはcost performance, cost per performance のような表現はありません。

正しい英語では,
This computer has good performance considering its low price
[in relation to its price,relative to its price].
とでもいわないとなりません。
このように長々といわなくても,
This computer was a good buy[better buy, best buy].
で十分です。

よく似た英語表現で
cost inflation
(需要増ではなく,賃金や原料代の急な上昇で引き起こされるインフレ),
cost-effective(投資額に対し利益効率のよい),
cost-benefit analysis
(投資と利益の見込みを分析検討する系統的手法)
というのは正しいです。

コック -cock-

正しい英語は…cook,chef

解説:
英語では食事を用意する人のことをcookと言います。
もしそれが本職の調理人で、ホテルやレストランで働いているような人たちなら、
「シェフ」chef(長とか支配者という意味のフランス語から)と呼ばれます。
英語のcockでその意昧のひとつは雄鶏という言葉で、
cockerelから由来しています。
(ちなみに米語ではroosterと言います)。
そして、最も通俗的なcockの意味は、
婉曲的に男性器を指す有名なスラングですので注意が必要です。

コップ -cup-

正しい英語は…a glass,teacup,wineglass,goblet,tumbler,mug,jug

解説:
日本語の「コップ」は必ずしも英語のcupに相当するとは限りません。
例えば,
Bring me a cup of water.
は和装英語であり,おかしいです。
Bring me a glass of water.
Bring me a cup of coffee.
が正しい英語です。
つまり,ガラスのコップはglassで,陶器のコップだけcupといいます。

そのほか,
a teacup,wineglass,goblet,tumbler,mug,jug,etc・,
それぞれ正しく使い分けしないといけません。
また,「スープを一ぱい」の場合は,
l ate a bowl of soup.
といいます。
a cup of soup は和製英語です。

ゴム -gom-

正しい英語は…gum,rubber

解説:
「ゴム」はオランダ語のgomからの借用語です。
英語のgumは,chewing-gumの「ガム」のように,
「ゴムの木から出るねばっこいゴム状物質」を指し,
「チューインガム」や,「紙をはるゴムノリ」の意で使います。
このgumを製品化したものをrubberといい,「ゴム製品」です。
rubber bands(ゴム輪),
a rubber stamp (ゴム印)。
また,「消しゴム」もa rubber,(=a pencil eraser)といいます。
日本人はrubberとgumを混同して使い,
いつでもgumという人がいるので注意が必要です。

コロッケ -coroke-

正しい英語は…croquette

解説:
日本のレストランのメニューに
「コロッケ」をcorokeと書いてあるのを見ますが,
これは和製英語です。
正しい英語ではcroquetteといいます。
普通1ケということはなく,複数形で使うことのほうが多いです。

コンセント -consent-

正しい英語は…a wall outlet,a wall socket,an outlet,an outlet box,a receptacle

解説:
英語では
a wall outlet, a wall socket, an outlet,
an outlet box, a receptacleなどといい,
The toaster was plugged into the outlet.のように使います。
日本語の「コンセント」は語源不詳の和製英語です。
強いていえば英語consentからです。
しかし,英語のconsentには
「電源配線とコードを接続するプラグ差入受口」の意味は全然ありません。
consent は「同意する」の意ですから,
プラグとプラグ受けが互いにはまり合うという意味で
借り入れたとしか考えられません。

コンテ -conte-

正しい英語は…該当単語無し、continuity

解説:
和製英語の「コンテ」には2つ意味があって、
1つは、
デッサンをする時に使う
「クレヨン」「エンピツ」を「コンテ」といいますが,
これはフランス語のconteの借入語です。
英語にはこれに相当する言葉はありません。
発音の近いconteでは,「コント(短い軽妙な物語)」の意にしかなりません。

またもうひとつは、
日本人は同じ「コンテ」を,「台本」「すじ書き」の意で使いますが,
これは英語のcontinuityの略で,
和製英語であるから通じません。
正しくはフルにcontinuityとするか,
またはstory idea,story outline といいます。
「すべてコンテ通り進行した」というよりも,
Everything went smoothly according to the plan.
という方が普通です。

コンビナート -konbinat-

正しい英語は…complex

解説:
「コンビナート」はロシア語のkonbinatの借用語で,
「一地域に集中的に作られた関連工程の工場集団」を指します。
英語ではcomplexといい,
There is a big chemical complex near the city.
のように使います。
なお,「工業団地」のことは,
industrial park (米),
industrial estate (英)といいます。
trading estate という言葉もあります。

コンプレックス -complex-

正しい英語は…inferiority complex

解説:
日本人は「劣等感」の意で「コンプレックス」といいますが,
正しい英語ではinferiority complex としないと,
完全な意味を成しません。
英語のcomplexは,「異常心理(無意識)」の意で,
inferiority complex,superiority complex と特定しないといけません。