ね行

このページには、ね行の和製英語をまとめています。

ね行の和製英語一覧(クリックすると各単語に移動します)
ネイティヴチェッカー ネームカード ネームバリュー
ネクタイピン ネゴ ネック

ネイティヴチェッカー -native checker-

正しい英語は…proofreader,native-speaking proofreader

解説:
英語を母国語とする者がする仕事で、
日本でしか聞かないのが「ネイティヴチェッカー」です。
日本人が書いた英文などを、英語のネイティブ・スピーカーがチェックする、
ということから生まれた言葉でしょう。

nativeという言葉は現代英語では、
誰か、もしくは何かが特定の場所で生まれたことを意味します。
Native Americanでは大文字が使われ、
北および南アメリカ先住の民族グループのひとつに属することを
意味します。
そしてオーストラリア土着の多種類の動物を呼ぶのにも使われ、
たとえばコアラは、かの地ではnative bears としても知られています。
しかしながら、nativeという言葉は、
かつてヨーロッパ人の入植者や旅行者たちによって、
その国原住の非白色住人を指す、無礼な言葉として広く使われていました。

Native checkerという言葉は標準的な英語ではありません。
英語を母国語とする人と同等の英語力がない人たちならその職には就けないことから、
英語ではproofreaderとだけ言えばよいでしょう。

ネームカード -name card-

正しい英語は…calling card,visiting card

解説:
日本人はよく「名刺」のことをname card といいますが,
これは和製英語であり,
「名札」の意になり,「名刺」の意味になりません。
正しい英語ではcalling card (米国),visiting card(英国)と言います。

ネームバリュー -name value-

正しい英語は…a name, a very good name

解説:
英語のvalueは「値打ち」「価値」の意で,
この言葉自体は高くもなく,低くもなく,単なる中立語です。
lts value is high.
lts value is low.
したがって,「かれはネームバリュ−がある」という言い方は和製英語であり,
He has a name value.と言っても通じません。
正しい英語では,
He has a name.と言います。

ネクタイピン -necktiepin-

正しい英語は…a tiepin,a tieclasp,a stickpin

解説:
「ネクタイピン」を訳したnecktiepinは和製英語です。
英語では,a tiepin, a tieclasp, a stickpin と言います。
-pinが付けば「ピン」になったものを指します。
-claspが付けば「はさむ」ようになっているものを指します。

ネゴ -nego-

正しい英語は…negotiation,deal,dealing

解説:
「交渉」の意で「ネゴ」と言うのは和製英語です。
英語ではnegotiationとフルに言わないといけません。
しかも,普通は複数形で使います。
なお「裏取引」のことは
secret negotiations, under-the-table negotiations
と言います。
ただし,
Price is a matter of negotiation.
We are in negotiation with them.
のような場合には,
negotiationは数えられない名詞として単数無冠詞で使います。
なお,英米人はnegotiationよりも簡単なdeal,dealingをよく使います。

ネック -neck-

正しい英語は…disadvantage,burden

解説:
日本語でふだん使われる「ネック」の意味は
英語のbottleneck「瓶の首」=「進行を妨げる人」と関係があります。
英語で言うと、weak link(弱い結び目)、dead wood (無用の長物)であり、
周りの人たちのdisadvantage(不利益)でburden(お荷物)です。