め行

このページには、め行の和製英語をまとめています。

め行の和製英語一覧(クリックすると各単語に移動します)
メーカー メス メモリアルデイ(記念日) メロン メンバー

メーカー -maker-

正しい英語は…manufacturer, the maker of〜, 〜maker

解説:
日本人はよく「メーカーに勤めています」といいますが,
英語のmakerの第1義は
「創造主」「神」(=the Creator,God)であり,
0ur Maker,please help us!
のように使います。
したがって「メーカーに勤める」というのは英米人にはわかり難いです。

makerは第2義としてmanufacturer(製造会社)の意がありますが,
この場合は前後の関係からthe maker といえば
互いに了解のつく場合を除き,
必ずthe maker of〜 とするか,
または〜makerと複合名詞にして使うことになっています。
従って,
My watch has gone wrong; l must send it back to the makers for repair.
makers of fine shoes,
a shoemaker
のようなmakerの使い方が正しいです。

メス -mes-

正しい英語は…a surgical knife,an operating knife

解説:
外科医が使用する「メス」
(解剖や手術に用いる切開用の小刀)という言葉は,
ドイツ語のMesser,
またはオランダ語のmesからの借入語であり,英語ではありません。
英語ではa surgical knife, an operating knife と言います。

メモリアルデイ(記念日) -memorial day-

正しい英語は…special day,memorable day,birthday,wedding anniversary,etc.

解説:
日本ではよく
「宝塚歌劇メモリアルソング・コンサート」とか,
アンケートで
「あなたのメモリアルデイは何月何日ですか」
とかいった表現を見かけます。
これは英和辞書のmemorialの訳語が
「記念日」となっているための和製英語でしょう。

英英辞書でmemorial を引けば
in memory of a dead person,a past event,etc.
(死んだ人や,過去の出来事を追悼,追憶する)
と語義の説明があり,
Memorial Day(戦没将兵記念日),
This church service is a memorial to those killed in the war.
(今日の教会の折りは戦争で倒れた人々を追悼するため)
の用例が示されています。

したがって,日本人の使う意味では
hit song とか,
special day,memorable day,
birthday,wedding anniversary,etc.
のように,memorial以外の英語を使わないと英米人に通じません。

メロン -melon-

正しい英語は…a muskmelon

解説:
日本では「マスクメロン」のことをただ「メロン」と言いますが,
これは和製英語です。
英語のmelonは「瓜科の果物の総称」ですから,
以下のように、それぞれの個別名を言わないと通じません。
a muskmelon(日本でいう「メロン」),
a cantaloup,
a honeydew melon,
a watermelon,etc.

メンバー -member-

正しい英語は…people

解説:
日本人はmemberという言葉を愛用し,
「家族は4人です」を,
There are four members in my family.
と言います。
これは文法的には正しくても,英語としては不自然に響きます。
この場合の自然な英語は,
There are four people in my family.
と言います。

日本人はまた「メンバー」を,
「野球チームのメンバー」「コーラスクラブのメンバー」のようにも使い,
He is a member of the school baseball team.
He is a member of the Hilltop Golf Club.
The members of the glee club elected Mary president.
のように言います。

ところが,英米では,国会議員のようなかたい表現に対しては,
He is a member of Congress.
She is a member of the U.N.,
a member of the committee
のようには使いますが,
その他の場合は,口語として,
He is on the school basebaH team.
He is in the Hilltop Golf Club.
He is on the budgetary committee.
のように言うのが普通です。