り行

このページには、り行の和製英語をまとめています。

り行の和製英語一覧(クリックすると各単語に移動します)
リストアップ リフォーム

リストアップ -list up-

正しい英語は…list

解説:
日本人の和製英語には「アップ」がよく付きます。
リストアップ,イメージアップ,
ベースアップ,レベルアップなどがあります。
確かに英語には
動詞にup,down,を付けた2語動詞が多いです。

しかしlistという動詞は決してupと結びつくことのない動詞であり,
list up は和製英語です。
正しい英語はlist一語でいいです。
His name is listed in the telephone directory.
She listed all the items for shopping.

upは例えば
sign up(署名して約束する)のような場合は正しく,
Many men signed up for the army.
How many students have signed up for this course?
と言えます。

関連単語:イメージアップベースアップレベルアップ

リフォーム -reform-

正しい英語は…alteration,refurbish,renovate

解説:
まず、日本で仕立て屋の意味である「リフォームセンター」と言うと、
reform centreがどんなところかネイティブにはまったく分かりません。

ちょっと古臭い英語ですが、
不正に道を踏み外している少年犯罪者を教育し、
その行いを矯正(reform)するのが目的の施設である、
reform schoolという言葉ならネイティブには馴染みがあるでしょう。
でも、これとreform centreは同じようなものではありません。

Reformには「改める」という意昧がありますが、
服の大きさや長さを変えるくらいの些細なことには使いません。
たとえば
political reform(政治改革)とか
education reform(教育改革)のように、
重大な社会的変化、それから少年がreform schoolへ送られるというような、
個人の心理、行状の重要な変化に関連した内容で
reformという言葉は使われるのです。
つまり、日本の内閣総理大臣は郵便貯金制度の「改革」を推し連めたい、
というような場合にreformは使われるのです。

洋服のサイズを変えるには、一般に
tailor's(仕立て屋)かdressmaker's shop(婦人服仕立て屋)に行って
服をaltered(なおす)してもらってはどうか、と英語では助言するでしょう。
このようなalterations(手なおし)に関連して、
ズボンのtaken up(裾上げ)、
taken in(ウエスト詰め)、
let out (ウエスト出し)
などの言葉を使うことはありますが、
reformedという言葉が便われることはありません。

もうひとつのreformに関する和製英語的用法に、
家の改良に関連したものがあります。
近年テレビや雑誌で、いわゆる
家の「リフォーム」というものをとりあげたものが非常に多くなったように感じます。
ここでも、英語ではreformという言葉は便われません。

英語では家の改良をその程度によって細かく分類します。
比較的小さい規模の改良では、
単にインテリアのテーマカラーを変えたり、
家の塗装を塗りなおしたりするredecorate、
新しい家具や装飾品を購入するrefurbishなどの表現があります。
もっと大がかりな改良では、
古い家を大きく近代的にするならばrenovate、
根本的に建てなおしを図るならばrebuildを使います。

ちなみに、日本の住宅リフォーム会社を英語では
house repair and renovation companiesといい、
reform companiesとはいいません。